プログラム

●日程表※3月22日更新版

●目次※3月22日更新版

●プログラム一覧

学会特別企画

●公開講演5月19日(日)第1会場 15:10 ~ 16:10

池田 清彦

がんばらない生き方

池田 清彦 (早稲田大学 名誉教授)

あなたの「がんばり」は本当に必要ですか?
息苦しい世の中で大合唱されている「がんばる」という価値観にメスを入れ、人生を楽しく生きるための考え方を紹介します。

●文化講演5月18日(土)第1会場 13:30 ~ 14:30

桜井 博志

ピンチはチャンス!
~山口の山奥の小さな酒蔵だからこそできたもの~

桜井 博志 (旭酒造株式会社 会長)

日本酒の業界はこの43 年で売り上げ三分の一に縮小、旭酒造はこの33 年間で36 倍、金額で言えば110 倍に成長。
旭酒造は山奥の過疎地にありそれが東京市場の開発を可能にし、県内農業関係者の評価が低く協力が得られなかったがゆえに自社で山田錦の購入先を確保する努力をせざるを得ず、結果として山田錦の五分の一以上を確保できるようになった。また、夏場の遊休人員の対策として始めた地ビールレストラン事業に失敗し杜氏に逃げられたため社員が製造にかかわるシステムを採用するがその結果として酒の評価が上がり、生産・販売が伸びた。
1984 年の社長就任後、商品を変え取引先を変えた。
まず、それまで地元での値引きやシェア競争の激しい一級二級の販売から、大量に飲む社会から少量の飲酒を楽しむ社会への移行を予測し、その目的に沿った少し高価であるが美味しさで人を満足させる、純米大吟醸酒に特化。
生産体制は酒造業界で一般的な冬場だけの寒造り方式から通年製造体制へ、これにより生まれる潜在的な削減コストを「美味しい酒」の製造に振り向けた。
山田錦への特化とそれを高精白して使用する(倉内平均精米歩合35%・全国平均65%)という原料米への費用投入を可能にした。
また、製造スタッフだけなく女性を含めて200 名以上の雇用を山口県東部で生み出した。
販売は、東京市場への出荷によって生き残った経験から、大都市中心、売れる酒屋としか取引しないという取引形態をとる。
大都市中心は当然の方向として海外への輸出を指向させ、現在海外輸出分が一割、これは日本の全輸出額の約9% 程度と推測される。
海外市場へのアプローチはまず商品の教育から入り、売込みに重点は置かない。
また、近年の獺祭の製造数量の成長は山田錦不足を引き起こし、原料米不足による市場への供給不足を引き起こした。
その打開策として作付けが縮小していた山田錦の生産拡大を図ったが、いったん縮小し始めた山田錦の生産はなかなか戻らなかった。そこで、地球温暖化による栽培北限の上昇を利用し新たな産地を開発、また、栽培経験のない農家の為に富士通と組んでICT システムによる栽培支援も導入。
山田錦への特化は、業界関係者との緊張関係を生み出したが、お客様に美味しい酒を提供することだけを旭酒造は考えた。
このお客様重視の経営が旭酒造の近年の成長を導いた。

●招待講演

招待講演5月18日(土)第1会場 10:30 ~11:30

山﨑 隆弘

消化器がんに挑む

山﨑 隆弘 (山口大学大学院医学系研究科 臨床検査・腫瘍学 教授)

「がん」は日本人の死亡原因の第1 位であり、2 人の1 人は罹患しうる身近な疾患である。中でも消化器がんは、がん死因トップ5 の4 つ(大腸癌・胃癌・膵癌・肝癌)を占めており、死亡者数の4 割超える。すなわち、消化器がんを制することは即、日本人の平均寿命を底上げすることに直結する。
消化器がんの現状の問題点を以下に述べる。1) 消化管癌の早期診断には内視鏡検査が有用であり、早期発見は即完治が望めるが、スクリーニング検査には限界がある。2) 膵癌は近年本邦でも増加し、早期発見が困難かつ最も難治な消化器がんである。3) 肝癌は、最近C 型肝炎ウイルスの排除がほぼ可能となり、非ウイルス性肝癌が約40% 強を占める時代に突入し、進行癌が増えている。
がんは遺伝子の異常により起こる病気であり、大腸腫瘍組織においてTWIST1 メチル化が生じることを初めて報告した。癌のスクリーニング検査としては、簡便で侵襲が少なく精度の高い方法が望まれることから、我々は従来の技術では困難であった便検体に着目し、TWIST1 高感度メチル化解析法を開発し、前癌病変の段階からの発見を可能とした。さらに、微量の血清検体においても同メチル化測定にも成功し、有用性を見出している。現在、他の癌腫における血清検体でも様々なメチル化解析を検討している。
近年分子標的薬や免疫チェックポイント阻害剤の登場により、進行がんの化学療法が急激に変貌している。しかしながら上記薬剤は高価であり、治療前の有用なバイオマーカーが望まれる。そこで肝癌治療における我々の開発した簡便なバイオマーカーを紹介すると共に、世界に先駆けて肝癌の臨床での有用性を見出した鉄キレート剤治療についても言及する。鉄は細胞代謝に必須の元素であり、癌ではDNA 合成が盛んなことから、鉄キレート剤は抗腫瘍効果として働き、肝癌・膵癌において有用性を報告している。
本講演では、消化器がんの診断・治療に対する我々の挑戦を紹介する。

招待講演5月18日(土)第1会場 15:00 ~ 16:00

広津 崇亮

線虫がん検査N-NOSE の実用化に向けて

広津 崇亮 (株式会社HIROTSU バイオサイエンス 代表取締役)

がんには早期発見が最も有効である。しかし、早期がんは組織が小さいため、小さい組織を画像で捉える場合でも、微量がんマーカーをセンサーで検知する場合でも、機械のスペックを大きく上げる必要があり、結果として高価な検査ができてしまうことが多い。
よって人工機器を用いた従来の検査では、高精度と低コストを両立するのが難しいという大きな壁がある。それを打破する可能性があるのが、新しいコンセプト「生物診断」である。
線虫がん検査N-NOSE は、人工機器より感度が高い生物の嗅覚を利用し、飼育コストが低い線虫を使うことで、高精度と低コストを両立させているところが大きな特色である。
線虫C. elegans は犬を上回る1200 個の嗅覚受容体を有する嗅覚の優れた生物であり、匂いに対して寄る、逃げるといった走性を示すため解析が容易である。さらに雌雄同体のため掛け合わせの必要がなく、全ての個体が遺伝的にクローンであり、凍結保存により株が維持でき、飼育コストが非常に安い。これらは検査に用いる上でも大きなメリットである。
線虫がん検査(N-NOSE)は、①尿を用いるため非侵襲、②簡便、③安価、④高精度、⑤がん種網羅的、⑥早期発見可能といった特長を併せ持つ。これらの特徴から、N-NOSE は世界初の1 次スクリーニング検査として用いられる期待がある。
現在、N-NOSE の実用化を目指して研究開発を進めている。臨床研究では、解析症例数は1500 を超えたが、早期がんでも感度が非常に高い基礎研究と同等の結果が得られている。また、がんの治療後にN-NOSE が陰転化し、線虫の誘引反応ががんが原因であることが裏付けられた。臨床研究と並行して、大量検体の処理に必要な自動解析装置の開発や事業化スキームの構築も急ピッチで進めている。さらに世界展開を目指した海外共同研究にも着手しており、これらの最新の研究成果についても紹介する。

招待講演5月19日(日)第14会場 10:30 ~ 11:30

亀井 敏昭

日本のアスベスト問題の現状
~中皮腫診断への細胞診からのアプローチ~

亀井 敏昭 (株式会社ピーシーエルジャパン PCL福岡 病理・細胞診センター 所長)

日本での中皮腫発生は稀とされてきたが、2005 年6 月のクボタショック以来、急激な中皮腫発生の増加をきたしている(年間1,600 名の死亡)。その大きな問題点はアスベストに関連した職業に携わる人のみならず、アスベスト関連企業の周辺に居住する方々、あるいはアスベストとの関連に気付かない環境曝露を受けた人々に対するアスベスト健康被害の進展が推測されることであろう。
中皮腫は漿膜に発生する悪性腫瘍であり、発症当初から体腔液貯留(約80%)がもたらされ、その体腔液中に中皮腫細胞が出現することが知られている。したがって体腔液細胞診の適切な判定やアプローチが中皮腫診断の契機となることは間違いない。
体腔液細胞診での中皮腫診断は、日本肺癌学会での中皮腫細胞診評価WG の活動により、様々な特徴的な所見が網羅され、第8 版肺がん取扱い規約にその要旨が掲載され、肺癌学会でのホームページにも診断ガイドラインとして記述されている(2017 年)。
2015 年には国際中皮腫会議(IMIG) の細胞診グループが中皮腫細胞診ガイドラインを公表したが、日本のWG とIMIG ガイドラインの考え方はかなり近似している。
今回の医学検査学会での講演では、①日本でのアスベスト問題の概要、②中皮腫細胞診の特徴的所見とその把握のためのポイント、③細胞診による中皮腫診断の診断フローと免疫染色、④中皮腫の確定診断における分子生物学的検証と日常診断への応用、⑤社会問題化している中皮腫の労災保険及び環境曝露に伴う中皮腫患者の救済法などの考え方や公的申請に不可欠なポイントについて述べる。
また、中皮腫はきわめて予後不良な疾患である。したがって、中皮腫の早期発見、早期治療を考えていく上で、今後は早期中皮腫の概念を臨床病理学的に定義付けが重要となる。日本におけるアスベスト問題の現状と今後の社会での取り組みについても触れてみたい。

基調講演5月18日(土)第1会場 9:30~10:30

宮島 喜文

宮島 喜文 先生 (一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会 会長/参議院議員)

教育講演

教育講演1(一般・血液・微生物)5月18日(土)第11会場 10:30~11:30

日本におけるSFTS(重症熱性血小板減少症候群)の発見から現在まで

演者 高橋 徹 (山口県立総合医療センター 血液内科 診療部長)

座長 三浦 みどり (独立行政法人地域医療機能推進機構 徳山中央病院 臨床検査部 臨床検査技師長)

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、2011年に中国、2013年に日本国内で患者が報告され、西日本での流行が分かってきた新興感染症です。マダニ媒介性(医動物学)のウイルス感染症(微生物学)で、血小板減少や白血球減少(臨床血液学)があり、特徴的な生化学検査異常を示すなど、多岐の臨床検査に関係があります。今回は、国内でのSFTS発見の経緯をはじめ、臨床および疫学的知見と現在の治療法について総説していただく予定です。

教育講演2(病理細胞)5月18日(土)第11会場 13:30~14:30

病理部門における精度管理の現状と今後

演者 羽場 礼次 (香川大学医学部附属病院 病理診断科・病理部 病理診断科長・病理部長)

座長 小川 勝成 (広島大学病院 診療支援部 副部長)

病理検査の精度管理は、各施設での課題となっていることと思います。標準化・品質保証等求められている中、日本病理学会精度管理委員会、NPO日本病理制度保証での活動、日臨技の認定病理技師制度の支援をされてこられた香川大学・羽場礼次先生に、精度管理についてご講演して頂き、再度見直す機会になればと思います。

教育講演3(血液)5月18日(土)第12会場 13:30~14:30

白血病の診断と治療

演者 谷本 光音 (独立行政法人 国立病院機構 岩国医療センター 院長)

座長 渡部 俊幸 (倉敷芸術科学大学 生命科学部 生命医科学科 准教授)

白血病や悪性リンパ腫などの造血器腫瘍は,病態が分子・遺伝子レベルで明らかとされ、診断法や治療法が急速に進歩しています。WHO分類は従来からの形態学的分類と遺伝子学的分類を統合した分類であり、診断や予後予測に広く用いられています。治療においても標準的化学療法に加え、分子標的療法、造血幹細胞移植など多くの報告がなされています。本講演では成人白血病の診断と治療についてご講演いただきます。

教育講演4(臨床化学)5月18日(土)第16会場 16:00~17:00

血色素異常症の診断と治療

演者 服部 幸夫 (済生会山口総合病院 検査部)

座長 山城 安啓 (山口大学 大学院 医学系研究科 保健学専攻)

異常ヘモグロビン症は、1960年代の鎌状赤血球症(HbS)発見から今日に至るまで多数報告されているが、日本人の異常ヘモグロビン症の解明は、山口から発展していったといっても過言ではない。現在は、HbA1cの異常クロマトグラムを契機に発見されることが多くなっている。このたび、異常ヘモグロビン症の解析について第1人者である服部幸夫先生にご講演頂き、異常ヘモグロビン症について知識を深め、今後の臨床検査に役立てたい。

教育講演5(管理運営)5月19日(日)第2会場 9:30~10:30

今後の医療の変化と臨床検査技師の将来像

演者 川上 康 (筑波大学附属病院 副病院長、臨床医学域長、検査部長)

座長 水野 秀一 (山口大学医学部附属病院 検査部 技師長)

日本の医療政策は超高齢化社会を迎えるにあたり劇的な転換期にあり、医療政策の変化が医療現場に及ぼす影響は益々大きくなってきている。国の財政と社会保障費の動向、病床再編などを踏まえた今後の検査部門、臨床検査技師の戦略について考えていかなければと思い企画した。私たち臨床検査技師が今後“変化”していくために必要な知識・考え方についての御講演を筑波大学病院副病院長、検査部長のお立場から川上康先生にお話し頂く。若手・中堅技師にも是非聴講して頂きたい。

教育講演6(臨床微生物)5月19日(日)第3会場 10:30~11:30

消毒のチェックポイント

演者 尾家 重治 (山陽小野田市立 山口東京理科大学 薬学部)

座長 藤原 智子 (山口県立総合医療センター 中央検査部 副技師長)

病院内感染対策の基本は、医療材料や機器などが安全に管理され、機器の洗浄・消毒・滅菌が適切に行われるべきである。消毒薬の適正な選び方や使い方を知ることは重要であり、医療現場において耐性菌を蔓延させないための感染対策についてご講演いただく。

教育講演7(遺伝子、染色体)5月19日(日)第6会場 9:30~10:30

医療現場におけるヒト遺伝子検査の未来図

演者 登  勉 (小山田記念温泉病院 小児リハビリ科)

座長 西岡 光昭 (山口大学医学部附属病院 検査部 副技師長)

本講演では、近年著しく進んできている遺伝子検査の知識を幅広く知るために、①保険適応に向けたヒト遺伝子検査の現状と課題、②臨床診断に用いる遺伝子検査を行う検査室の体制、③がんゲノム医療中核拠点病院とは?の3つ内容を踏まえ、臨床現場で遺伝子検査を行う臨床検査技師または検査室に必要な知識や情報を提示していただき、臨床検査室の役割や重要性を提言していただく。

教育講演8(輸血)5月19日(日)第9会場 10:30~11:30

同種輸血回避のための患者血液管理

演者 藤井 康彦 (山口大学医学部付属病院 輸血部/血液内科 准教授)

座長 上原 誠記 (独立行政法人地域医療機能推進機構 徳山中央病院 臨床検査部)

輸血副作用の対策が進み輸血後肝炎、輸血関連肺障害の発生は大きく減少し、ABO不適合輸血が輸血副作用の最大のリスクとなった。予定手術例では輸血副作用対策として自己血輸血が行われているが、ABO不適合輸血のリスクは同種血輸血と同じである。究極の輸血副作用対策は輸血の回避であり、患者血液管理(PBM)はこれまでに医学的なエビデンスが確立された同種血輸血回避の方法を統合し、輸血使用量の低減を図るものである。第一のポイントは手術前、出産前の補正可能な鉄欠乏貧血などの速やかな改善であり、第二のポイントは手術手技の改善、抗線溶療法により出血量の減少を図ることであり、最後のポイントは輸血トリガー値の遵守(輸血療法の実施指針)とターゲットポイントを考慮した輸血量の適正化である。

教育講演9(臨床生理)5月19日(日)第12会場 10:30~11:30

超音波を通して、病理像をみる

演者 若槻 俊之 (独立行政法人 国立病院機構 岡山医療センター 消化器科)

座長 増原 美幸 (広島市立広島市民病院 臨床検査部)

超音波検査で描出されるものが組織学的に何を反映しているかを考えることは、臨床上そしてスキルアップという意味においても非常に重要です。本講演では、消化器内科医の視点から超音波画像と病理組織像との関連についてご講演いただきます。明日からの超音波検査がさらに楽しく、もっと学びたくなるようなご講演です!

●シンポジウム

シンポジウム1(一般)5月18日(土)第2会場 15:30~17:00

尿沈渣検査の質的向上を目指して -エビデンスのための基礎研究および臨床研究-

1)「尿沈渣検査の質的向上を目指して:血球類編」

演者 堀田 真希 (大阪大学医学部附属病院 医療技術部 検査部門 主任)

2)「尿沈渣検査の質的向上を目指して:円柱類編」

演者 星  雅人 (藤田医科大学 医療科学部 臨床検査学科 基礎病態解析学 講師)

3)「尿沈渣検査の質的向上を目指して:上皮細胞類編」

演者 宿谷 賢一 (国際医療福祉大学 福岡保健医療学部 医学検査学科 教授)

座長 富永 美香 (山口大学医学部附属病院 検査部 主任)

蓑田 誠治 (JA山口厚生連周東総合病院 研究検査科・健康管理センター)

日本における尿沈渣検査法は日本臨床検査標準協議会(JCCLS)及び日臨技の標準化事業により、全国の検査施設の尿沈渣検査の標準化は確立されつつある。しかしながら、検査法は確立したが、臨床的意義については、基礎研究と臨床研究が乏しく未だ明確になっていない成分もある。そこで、今回のシンポジウムでは、各種尿沈渣成分について基礎研究と臨床研究の両面から新たな知見が見いだされている成分について取り上げる。

シンポジウム2(管理運営)5月18日(土)第3会場 14:00~15:30

臨床検査業務拡大に伴う安全管理を考える

1)採血・検体採取における安全管理

演者 千葉 正志 (帝京大学 医療技術学部 臨床検査学科)

2)生理検査業務拡大における安全管理

演者 宇城 研悟 (松阪市民病院 中央検査室技師長 兼 医療安全管理室副室長)

3)病棟業務における安全管理

演者 柴田 昭浩 (社団医療法人養生会 かしま病院 医療技術部 部長)

4)日臨技医療安全委員会の医療安全への取り組みと今後の在り方

演者 加藤 正彦 ((一社)日本臨床衛生検査技師会 医療安全管理者養成講習会WG)

座長 加藤 正彦 ((一社)日本臨床衛生検査技師会 医療安全管理者養成講習会WG)

黒田 民夫 (美祢市立病院 臨床検査科 科長)

私たち臨床検査技師は、検体採取、生理検査業務拡大、病棟業務など業務拡大に取り組んでおり、それに伴い侵襲性の高い医療行為を実施することによるリスクが増大し、患者安全に係る責任が強く求められてきている。本シンポジウムでは、日臨技医療安全委員会の医療安全に関する取り組みや今後の在り方、各地で業務拡大に取り組まれている臨床検査技師の方々から個々の業務における安全管理についてお話し頂き、“患者の安全を護る”ための安全管理について活発な議論を行いたい。

シンポジウム3(輸血)5月18日(土)第4会場 15:15~16:45

日当直時における輸血の問題点

1)輸血検査の時間外における種々の問題点

演者 奥田 誠 (東邦大学医療センター 大森病院 輸血部)

2)日当直における輸血の問題点と安全に実施するための取り組み

演者 濱田 文香 (一般財団法人 倉敷成人病センター 診療支援部 臨床検査科)

3)広島大学病院における日当直時輸血業務の現状と課題

演者 野間 慎尋 (広島大学病院 診療支援部 遺伝子・細胞療法部門)

座長 山影 信好 (医療法人医誠会 都志見病院 中央検査室)

輸血療法は、貧血で日常生活に支障を生じる場合、手術や処置を実施する際に生命の危機を及ぼす出血が生じた際の対処療法および救命処置として実施される。輸血療法は適切に保管管理された輸血用血液製剤を適正に使用することで非常に高い効果を示す。そのためには、24時間体制で正確に血液製剤が管理され、また正しい手技で検査が実施されることが重要であり、輸血療法実施に関する指針や赤血球型検査ガイドラインに準じた検査体制の構築が望まれる。日当直業務時間帯においても、日勤業務同様の対応を求められることも多く、検査面・管理業務面等において問題点が存在する。24時間体制で患者に安全で迅速な輸血を供給するためには、検査室としてどのような問題点・課題があるのか?またどのように解決してゆく必要があるのか?を当院での対応についても紹介し、考えて参りたい。また、検査を用手法、製剤の依頼を伝票運用で行っている施設の立場から経験したインシデント事例を基に安全に輸血を実施するための取り組みについても紹介したい。

シンポジウム4(遺伝子、染色体)5月18日(土)第7会場 10:00~11:30

高度な遺伝子分析科学技術を用いた業務・研究への取り組み

1)遺伝子分析科学認定士制度の意義と資格取得者に期待すること

演者 宮地 勇人 (東海大学 医学部基盤診療学系臨床検査学 教授)

2)臨床における遺伝子分析科学技術の応用とがんゲノム医療での役割

演者 庄司 月美 (京都大学医学部附属病院 検査部)

3)高度な遺伝子分析科学技術を用いた遺伝性疾患の病態解析

演者 石毛 崇之 (千葉大学医学部附属病院 検査部)

座長 佐藤 謙一 (国際医療福祉大学 福岡保健医療学部 医学検査学科 准教授)

昨今、著しく遺伝子分析技術が進んでいく中で、その分析技術を正しく用いて臨床や研究に活用するための様々な認定試験制度の設置が行われている。特に、より高度な遺伝子分析技術と指導的な管理知識を問うために日本遺伝子分析科学同学院では上級の「一級遺伝子分析科学認定士」の試験制度が設けてある。この資格取得後にどのような活動を期待して今後の臨床検査に携わっていくのか、また、取得後の活動(研究と臨床)についてご講演をいただく。

シンポジウム5(救急医療)5月18日(土)第8会場 9:30~11:00

緊急検査の匠を目指して

1)現場退官後、教育に移られた技師の立場から

演者 竹下 仁 (京都橘大学健康科学部 臨床検査学科)

2)大阪府臨床検査技師会緊急検査部門の立場から

演者 福田 篤久 (大阪医科大学 三島南病院 臨床検査科)

3)臨床が見えない検査センターの技師の立場から

演者 谷口 勉 (日本医学臨床検査研究所 検査本部 検査企画部)

4)認定資格を有し臨床で活動している技師の立場から

演者 井本 達也 (NHO 別府医療センター)

5)認定資格を有するが臨床への活動がない技師の立場から

演者 緒方 良一 (宮崎大学附属病院 検査部)

座長 津田 喜裕 (近畿大学医学部附属病院 中央臨床検査部)

薮  圭介 (国家公務員共済組合連合会枚方公済病院 検査科)

コンセプトとして救急外来・急変現場での検査技師の必要性について討論
現資格として緊急検査士、認定救急の二つの資格が共存しており、会員側もすみわけが理解されていない部分もあるかと思われるため基調講演にて緊急検査士と認定救急のすみわけを話して頂くと共に認定救急検査技師の役割等を講演して頂く。
パネリストとして4名(条件が異なる)①認定技師であるが現場で活躍が出来ていない技師、②認定技師で現場で活躍、③大阪府緊急検査部門役員、④検査センターの技師。各パネリスト事に質問を投げかけて討論を進めていく。

シンポジウム6(微生物)5月18日(土)第12会場 15:40~17:10

抗菌薬適正使用支援チーム(AST)活動の実践と微生物検査室の役割

1)感染症科医常勤施設でのAST活動の実際

演者 山口 征啓 (健和会大手町病院 感染症内科 副院長)

2)当院におけるAST活動とその評価 ―薬剤師の立場から―

演者 船越 幸代 (独立行政法人 労働者健康安全機構 山口労災病院 薬剤部 薬剤部部長)

3)当院における抗菌薬適正使用支援チーム(AST)の活動と臨床検査技師の役割

演者 森下 奨太 (鳥取大学医学部附属病院 検査部・感染制御部)

座長 中村 竜也 (京都橘大学 健康科学部 臨床検査学科 准教授)

敷地 恭子 (山口大学医学部附属病院 検査部 主任)

薬剤耐性菌の増加が問題視される中、平成30年度診療報酬改定により、感染防止対策加算としてAST(抗菌薬適正使用支援チーム)の活動が新設された。シンポジストとして感染症医、薬剤師、臨床検査技師の3名の方に、抗菌薬適正支援のための組織体制づくりや実働を発表していただき、微生物検査のあり方やチーム内での役割・取り組みについて討論する。

シンポジウム7(臨床化学)5月18日(土)第14会場 10:00~11:30

都道府県臨床検査技師会外部精度管理調査の在り方について ‐医療法改正を受けて‐

1)外部精度管理の在り方について‐愛知県の対応‐

演者 寺田 達夫 (愛知医科大学病院 中央臨床検査部)

2)外部精度管理の在り方について 岡山県の取り組みについて

演者 岡田 健 (岡山大学病院 医療技術部)

3)外部精度管理の在り方について 山口県における2次サーベイ実施による効果

演者 室谷 里見 (山口県立総合医療センター 中央検査部)

座長 宮川 朱美 (医療法人財団博仁会 キナシ大林病院 診療技術部)

今井 佳美 (山口県立総合医療センター 中央検査部)

2018年12月、医療法が改正され、検体検査の精度の確保のために努めるべき事項として外部精度管理の受検が定められた。日臨技や医師会主催以外に、例年、各都道府県臨床検査技師会が主催の外部精度管理調査には、多くの施設が参加している。今回のシンポジウムでは、愛知県と岡山県の取り組みについて講演いただき、山口県の現状を報告、今後の都道府県技師会精度管理調査のさらなる発展に繋がるシンポジウムとしたい。

シンポジウム8(臨床生理)5月18日(土)第14会場 15:00~17:00

ISO 15189導入の道程と効果~認定施設の本音に迫る!~

1)ISO 15189とは

演者 下田 勝二 (株式会社LSIメディエンス 臨床検査事業本部 ラボ運営・開発センター 部長)

2)心電図検査

演者 山崎 正之 (大阪府済生会中津病院 検査技術部)

3)呼吸機能検査

演者 青木 佐知子 (岡山大学病院 医療技術部 検査部門 生理検査室)

4)脳波検査

演者 井上 真美子 (北海道大学病院 検査・輸血部)

5)超音波検査

演者 瀬戸 茂誉 (独立行政法人国立病院機構東京医療センター 臨床検査科 主任臨床検査技師)

座長 丸田 千春 (社会医療法人財団白十字会 佐世保中央病院 臨床検査技術部 生理超音波室)

筑地 日出文 (公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院 臨床検査技術部)

2015年よりISO15189の認定範囲に生理学的検査が加わり、生理検査部門においても品質保証が求められる時代となりました。本企画では認定施設の講師にISO15189取得までの道程と、取得後に得られたメリット、そしてさらなる業務改善点などをご講演いただきます。ISO15189生理学的検査に抱く希望や不安を皆で共有し、生理検査部門における品質保証の方向性について考える機会にしたいと思います。

シンポジウム9(検体品質保証)5月19日(日)第1会場 8:30~11:30

Post 医療法改正そして精度管理標準化の方向性

1)新品質保証施設認証制度について

演者 水野 誠士 (広島県厚生農業協同組合連合会 廣島総合病院 臨床研究検査科)

2)日臨技精度管理サポート体制について

演者 岡田 健 (岡山大学病院 検査部)

3)日臨技としての精度管理に関わる人材育成の方向性

演者 白波瀬 浩幸 (京都大学医学部附属病院 病理部)

4)法改正後の衛生検査所における精度管理の方向性

演者 奥原 俊彦 (株式会社 福山臨床検査センター 品質保証部)

5)外部精度管理の品質保証

演者 滝野 寿 ((一社)日本臨床衛生検査技師会)

座長 滝野 寿 ((一社)日本臨床衛生検査技師会)

岡田 健 (岡山大学病院 検査部)

医療法等の一部改正を受け、外部精度管理の重要性が広く認知され今後、小規模医療機関の参加漸増も想定される。本企画では日臨技精度管理事業を主軸に据え、都道府県技師会と共働したサポート・是正体制の確立に向けた取り組みと新たな品質保証・施設認証制度へ変革を遂げるための方向性を示したい。また2018年10月末より開設された検体検査の精度に関わる責任者育成や今後取り組むべき内部精度管理の指導体制、臨床検査の標準化の方向性も併せて示し、日臨技の目指す臨床検査の品質保証について議論したい。

シンポジウム10(がんゲノム医療)5月19日(日)第1会場 13:20~14:50

がんゲノム医療に向かい合う

1)ゲノム研究用・診療用病理組織検体取扱い規程に込めた思い

演者 金井 弥栄 (慶應義塾大学 医学部病理学教室)

2)がん遺伝子パネル検査の品質・精度の確保に関する基本的考え方に込めた思い

演者 前川 真人 (浜松医科大学 検査医学講座)

3)遺伝子パネル検査実施の問題点

演者 堤 正好 (株式会社 エスアールエル 営業本部 マーケティング部 顧問)

4)がんゲノム医療における遺伝子パネル検査実施の問題点
-「遺伝子関連検査の質保証体制についての見解」の見直しについて -

演者 甲斐田 信嗣 (株式会社 エスアールエル 検査統括部 検査企画管理課)

5)がんゲノム医療に関わる技師教育の方向性

演者 白波瀬 浩幸 (京都大学医学部附属病院 病理部)

座長 矢冨 裕 (東京大学大学院 医学系研究科 内科学専攻病態診断医学講座)

横地 常広 ((一社)日本臨床衛生検査技師会)

2018年2月14日「がんゲノム医療中核拠点病院」11ヶ所が同3月には「がんゲノム医療連携病院」132ヶ所が、9月には新たに連携病院として50ヶ所が定められた。がんゲノム医療を取り巻く環境は、目まぐるしく変革を遂げ、臨床検査技師の担う役割も大きく変わりつつある。今企画では2018年度より日本病理学会と共催する「ゲノム病理標準化講習会」や臨床検査振興協議会より提言された「がん遺伝子パネル検査の品質・精度の確保に関する基本的考え方」、実際に次世代シーケンサーを用いた遺伝子パネル検査を実施している機関より講師を招き、日臨技としての検査技師教育の方向性を議論したい。

シンポジウム11(タスクシフティング)5月19日(日)第2会場 13:30~15:00

医療のタスク・シェアリング~臨床検査技師による好事例~

1)検診センターでの検査結果説明の効果

演者 山本 幸治 (済生会松阪総合病院)

2)検査データ解析による診療支援

演者 直田 健太郎 (聖隷浜松病院)

3)在宅医療での臨床検査技師の貢献

演者 小針 幸子 (ゆみのハートクリニック)

4)様々な医療現場での臨床検査技師の活躍~資格制度を利用して~

演者 野村 俊郎 (医療法人鉄蕉会亀田総合病院)

5)医療のタスク・シェアリング~臨床検査技師に期待するもの~

演者 横地 常広 ((一社)日本臨床衛生検査技師会)

座長 丸田 秀夫 (佐世保中央病院)

高村 好実 (市立宇和島病院)

医療を提供する側が疲弊することなく、医療従事者の持つべき本来のプロフェッショナリズムを守り、高め、住民・患者と協働しながら、環境の変化に滑らかに対応していくためのビジョンが必要となっている。丁寧に、そして大胆に、我が国の医療の来し方行く末を見つめ、医療界をはじめ国民全体で医療におけるパラダイムの転換を推し進めることが重要である。その中で医師の働き方改革実行計画に基づき設置された医師の働き改革に関する検討会議において、平成29年8月から7回の検討なされ、中間的な論点整理、医師の労働時間短縮に向けた緊急的な取り組みがまとめられ、最終報告は平成30年度末を予定されている。検討会の報告では、この緊急的な取組は医療機関の自主的な取り組みを基本としつつ、タスク・シフティング(業務の移管)の業務については、医師以外の関係職種で可能な限り業務分担が図られるよう検討するとある。今回のシンポジウムでは、タスク・シフティングに関して臨床検査技師としての検査説明やデータ分析そして様々な医療現場での活躍方法など好事例を各シンポジストにご提示していただき医療界におけるパラダイムの転換を模索するシンポジウムとしたい。また医師の視点より臨床検査技師に期待する事柄について提示していただく。

シンポジウム12(血液)5月19日(日)第5会場 9:30~11:30

血栓止血検査の礎を維新の地から ~検査の課題から最近の話題まで~

1)血栓止血の基礎と検査 ー抗リン脂質抗体検査の最新情報ー

演者 野島 順三 (山口大学大学院 医学系研究科 生体情報検査学 教授)

2)凝固検査における遠心条件の重要性

演者 松田 将門 (新潟大学医歯学総合病院 検査部)

3)血液凝固異常症を見逃さないために検査室ができること

演者 徳永 尚樹 (徳島大学病院 診療支援部 臨床検査技術部門)

4)血友病治療の進歩と臨床検査

演者 松本 智子 (天理医療大学 医療学部 臨床検査学科)

座長 竹内 彰浩 (香川大学医学部附属病院 検査部)

下廣 寿 (鳥取大学医学部保健学科 病態検査学講座)

血栓止血検査は、検査前の検体の取り扱いが測定値に大きく影響する。また、検査においても試薬間差、標準物質など多くの課題が存在している。血栓止血機構の基礎、そして検査における問題点、異常値の検出法、加えて血友病や抗リン脂質抗体症候群などの疾患における血栓止血検査の意義をシンポジストの方々にご発表いただきたいと考えている。

シンポジウム13(災害医療)5月19日(日)第13会場 10:00~11:30

日臨技の災害対策の方向性~臨床検査技師として出来ること~

1)日臨技の災害対策の方向性 ~臨床検査技師としてできること~

演者 安部 史生 (神戸赤十字病院)

2)実際の災害医療に従事した臨床検査技師からの事例報告

演者 太田 麻衣子 (医療法人鉄蕉会亀田総合病院)

3)震災時に要請されたVTE 予防活動

演者 千葉 寛 (盛岡市立病院)

座長 森谷 裕司 (医療法人社団大須賀医院)

深澤 恵治 ((一社)日本臨床衛生検査技師会)

日臨技の災害対策の方向性~臨床検査技師として出来ること~臨床検査技師はDMATや他の災害医療チームの一員の業務調整員として災害医療の一端を担う。発災時には、DMATをはじめ、JMAT、日赤救護班、HuMAなど多くの医療支援チームが現地で活動し日臨技が臨床検査技師を派遣した場合、このような支援チームと協働することとなるが、災害に携わる医療者は各団体で訓練を受け災害支援共通のルール下で活動している。また大規模自然災害において臨床検査技師が業務調整員として活躍するためには日本医師会(JMAT)および厚労省との連携を含む災害医療の組織づくりも大切な条件となっている。今回のシンポジウムでは日本医師会(JMAT)および厚労省との連携を含む災害医療の組織づくりなどについて日臨技の方向性を提示するとともに、医療支援に赴く際に必要となる、職場の業務調整、各自が準備すべき携行資機材、情報収集および移動手段の確保などの必要性を実際にDMATとして災害現場に赴いた様々な経験や、臨床検査技師が災害医療で活躍できる契機となった避難所でのエコノミー症候群へ対応などの実例を紹介させていただく。その中で実際の発災直後に派遣される技師の取るべき行動や心構えなどをフロアーの皆様と模索し、臨床検査技師(日臨技)としての適切な災害医療のあり方について、討論するシンポジウムになればと考えている。

●フォーラム

フォーラム(生理)5月19日(日)第12会場 13:30~15:00

検査技師が知っておきたい術中神経モニタリングの基本

1)脳神経外科領域から見たIOMに取り組む姿勢

演者 佐々木 一朗 (神戸市立医療センター中央市民病院 臨床検査技術部)

2)術中神経モニタリング 「整形外科領域」

演者 杉山 邦男 (東邦大学医療センター大森病院 臨床生理機能検査部)

3)術中神経モニタリングについて ~大血管領域~

演者 高谷 恒範 (奈良県立医科大学附属病院 中央臨床検査部 生理循環機能検査室)

座長 木崎 直人 (杏林大学医学部附属病院 臨床検査部)

術中神経モニタリングは外科医、麻酔科医、臨床検査技師、臨床工学技士などで行われるチーム医療です。本企画はモニタリングを円滑に実施するための基本的事項を学べる企画となっています。臨床検査技師が知っておきたい事項からその心構えまで、プロフェッショナルの考え方を実臨床に活かしてください!

●特別企画

特別企画Ⅰ(生理)5月19日(日)第15会場 8:20~9:20

エコーライブ!運動器エコー

実感しよう!運動器エコーの魅力!

演者 谷 泰宏 (山口県厚生農業協同組合連合会 長門総合病院 整形外科・リウマチ科 リハビリテーション部 部長)

座長 西森 美佐子 (だいいちリハビリテーション病院 検査部)

近年、整形領域で運動器エコーが急速に普及していますが、臨床検査技師が中心的に携わる施設はいまだ少数と思われます。運動器エコーも臨床検査技師が積極的に取り組む領域になる必要があります。本企画では運動器エコーのスペシャリストである谷医師に基礎から臨床経験までご講演いただき、基本的な走査法を学んでいただきたいと思います。

特別企画Ⅱ(生理)5月18日(土)第15会場 9:00~10:00

エコーライブ!心エコー

エコーライブ!右心機能評価

演者 中島 英樹 (筑波大学附属病院 検査部)

座長 西尾 進 (徳島大学病院 超音波センター)

右室機能評価には右室径やTAPSEのような簡便な方法から、3Dエコーやストレインまで多くの指標があり、計測はしているけれど…十分に臨床に活かされていないと感じている施設も多いと思われます。本企画では、右室機能評価のスペシャリストである中島先生に日常臨床で行っている右心機能評価法についてライブレクチャーしていただきます。計測方法を見直し、真に有益な評価について学びましょう。

特別企画Ⅲ(生理)5月18日(土)第15会場 13:30~15:00

エコーライブ!腹部エコー

エコーライブ!”びまん性肝疾患”

演者 丸山 憲一 (東邦大学医療センター大森病院 臨床生理機能検査部)

座長 髙須賀 康宣 (国立大学法人 愛媛大学医学部附属病院 検査部)

平成28年度診療報酬改定により肝硬度測定が保険収載されました。今後さらに多くの施設で、シェアウェーブなどによるびまん性肝疾患の評価が行われることが期待されます。本企画では新技術によるびまん性肝疾患の評価だけでなく、Bモードによる古典的な評価法について見直す機会にしていただきたいと思います。

●共催セミナー

ランチョンセミナー15月18日(土)第2会場 12:00~13:00

緊急検査機として導入した日立自動分析装置3500の性能評価

講師 小林 千明 (伊勢赤十字病院 臨床検査部)

座長 浅田 高至 (独立行政法人 国立病院機構 刀根山病院 研究検査科 副技師長)

共催:株式会社日立ハイテクノロジーズ

ランチョンセミナー25月18日(土)第3会場 12:00~13:00

もう慌てない!基礎から学ぶ 結核とIGRA検査

講師 小林 信明 (横浜市立大学大学院医学研究科 呼吸器病学 講師)

座長 小森 敏明 (長浜バイオ大学 フロンティアバイオサイエンス学科 臨床検査学コース 教授)

共催:オックスフォード・イムノテック株式会社

ランチョンセミナー35月18日(土)第4会場 12:00~13:00

精度管理におけるピットフォール ~ブラックボックス化からの脱却~

講師 山本 慶和 (天理よろづ相談所学園 天理医療大学 臨床検査学科)

座長 坂本 徳隆 (福岡市民病院 検査部)

共催:協和メデックス株式会社

ランチョンセミナー45月18日(土)第5会場 12:00~13:00

出血性疾患と凝血学的検査

講師 藤井 輝久 (広島大学病院 輸血部 部長)

座長 中野かおり (山口大学医学部附属病院 検査部 副技師長)

共催:シスメックス株式会社

ランチョンセミナー55月18日(土)第7会場 12:00~13:00

機器更新と検査システム導入がもたらす本当の成果とは
~Alinity i、AlinIQ AMS導入による業務効率改善とその波及効果について~

講師 清本  史 (三菱京都病院 臨床検査科)

山田 宣幸 (三菱京都病院 臨床検査科 科長)

座長 堀田多恵子 (九州大学病院 検査部 技師長)

共催:アボット ジャパン株式会社

ランチョンセミナー65月18日(土)第9会場 12:00~13:00

Antimicrobial Stewardshipに必要な感染症遺伝子検査

講師 中村 竜也 (京都橘大学)

座長 大楠 清文 (東京医科大学)

共催:東洋紡株式会社

ランチョンセミナー75月18日(土)第11会場 12:00~13:00

抗サイログロブリン自己抗体の影響を受けない血中サイログロブリン測定系の開発

講師 吉原  愛 (伊藤病院 内科医長)

座長 松永  彰 (福岡大学医学部 臨床検査医学講座 教授/福岡大学病院 臨床検査部 部長)

共催:富士レビオ株式会社

ランチョンセミナー85月18日(土)第12会場 12:00~13:00

H-FABPの新たな可能性を探る前と後

講師 和田 靖明 (山口大学医学部附属病院 検査部 循環器内科)

座長 正岡 佳子 (広島市立広島市民病院 臨床検査部 医師)

共催:ヤマサ醤油株式会社

ランチョンセミナー95月18日(土)第13会場 12:00~13:00

ロシュコバスセミナー~検査室の価値最大化を目指して~

検査効率化のためのマインドセット

講師 森田 益子 (広島市立安佐市民病院 臨床検査部 技師長)

検査室構想を実現する機器選定

講師 井上 賢二 (久留米大学病院 臨床検査部 副技師長)

座長 水野 秀一 (山口大学医学部附属病院 検査部 技師長)

共催:ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社

ランチョンセミナー115月18日(土)第15会場 12:00~13:00

医療法等の一部改正を踏まえた新たな精度保証の取り組み
ー地域のレベルアップを目指してー

講師 山内  恵 (琉球大学医学部附属病院 検査・輸血部 技師長)

座長 池田 勝義 (熊本保健科学大学 大学院 保健科学研究科・保健科学部 医学検査学科 教授)

共催:バイオ・ラッド・ラボラトリーズ株式会社

ランチョンセミナー125月18日(土)第16会場 12:00~13:00

炎症性腸疾患の新規バイオマーカーLRG
~新たな炎症制御分子LRGの同定から実用化まで~

講師 仲  哲治 (高知大学医学部附属病院 免疫難病センター 教授)

徳弘 慎治 (高知大学医学部附属病院 検査部生化学検査部門)

座長 山﨑 隆弘 (山口大学 医学部医学科 臨床検査・腫瘍学 教授)

共催:積水メディカル株式会社

ランチョンセミナー135月19日(日)第2会場 12:00~13:00

検体検査の品質・精度の確保に関するあり方 ~遺伝子関連検査を含めて~

講師 横田 浩充 (東邦大学 理学部 臨床検査課程 教育開発センター 教授)

座長 矢冨  裕 (東京大学 大学院医学系研究科 内科学専攻 病態診断医学講座 臨床病態検査医学分野 教授)

共催:サーモフィッシャーダイアグノスティックス株式会社/株式会社CGI

ランチョンセミナー155月19日(日)第4会場 12:00~13:00

不妊治療における甲状腺機能検査と自己抗体検査の解釈

講師 岡本 泰之 (医療法人菫甲会 岡本甲状腺クリニック 院長)

座長 日高  洋 (大阪大学大学院医学系研究科 病院臨床検査学 准教授)

共催:東ソー株式会社

ランチョンセミナー165月19日(日)第5会場 12:00~13:00

BNP/NT-proBNP 最近の話題と今後の期待

講師 錦見 俊雄 (わかくさ竜間リハビリテーション病院院長、京都大学医学部 循環器内科 非常勤講師)

座長 石井 潤一 (藤田医科大学医学部 臨床検査科 教授)

共催:シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社

ランチョンセミナー185月19日(日)第8会場 12:00~13:00

ISO 15189と精度管理 検体検査の品質・精度管理の比較と重要性

精度保証とはなにか?~ISO 15189から紐解く~

講師 岡田  健 (岡山大学病院 診療技術部 部長)

血中薬物を含む生化学コントロールの有効活用について

講師 坂田 裕二 (日水製薬株式会社)

座長 奥原 俊彦 (株式会社福山臨床検査センター 品質保証部 部長)

共催:日水製薬株式会社

ランチョンセミナー195月19日(日)第9会場 12:00~13:00

後方診療支援活動の運用と成果 

講師 鈴木  健 (聖隷浜松病院 臨床検査部)

座長 嶋田 昌司 (天理よろづ相談所病院 臨床検査部 技師長 )

共催:アボット ジャパン株式会社

ランチョンセミナー205月19日(日)第10会場 12:00~13:00

腎不全における血中カルニチン濃度測定の意義

講師 中元 秀友 (埼玉医科大学病院 総合診療内科 診療部長・教授)

座長 横崎 典哉 (広島大学病院 検査部 部長・准教授)

共催:株式会社カイノス

ランチョンセミナー225月19日(日)第12会場 12:00~13:00

急増している梅毒の診断・治療のあり方ー梅毒診療ガイドを中心にー

講師 荒川 創一 (三田市民病院 院長)

座長 角坂 芳彦 (関西医科大学附属病院 技師長)

共催:デンカ生研株式会社

ランチョンセミナー235月19日(日)第13会場 12:00~13:00

Antimicrobial stewardshipにおける臨床検査技師の役割:真菌治療も含め

講師 竹末 芳生 (兵庫医科大学 感染制御学 主任教授)

座長 栁原 克紀 (長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 病態解析・診断学分野(臨床検査医学)長崎大学病院 検査部 教授)

共催:富士フィルム和光純薬株式会社

ランチョンセミナー255月19日(日)第15会場 12:00~13:00

輸血検査技師による臨床支援
~ECHO導入がきっかけとなった輸血管理業務の拡充~

講師 篠田 大輔 (製鉄記念八幡病院 検査部)

座長 奥田  誠 (東邦大学医療センター大森病院 輸血部)

共催:株式会社イムコア

●スイーツセミナー

スイーツセミナー15月18日(土)第2会場 14:40~15:25

形態診断の秘策「血液形態の目視録」

講師 阿南 建一 (福岡大学医学部 腫瘍血液感染症内科学)

座長 荒木みな子 (小野田赤十字病院 検査部 課長)

共催:ベックマン・コールター株式会社

スイーツセミナー25月18日(土)第5会場 14:40~15:25

ペインビジョンを用いた知覚・痛覚検査の臨床的意義について

講師 三木  俊 (東北大学病院 生理検査センター 生理検査部門長)

座長 飯伏 義弘 (広島市立広島市民病院臨床検査部)

共催:ニプロ株式会社

スイーツセミナー35月18日(土)第9会場 14:40~15:25

尿沈渣検査効率化に向けて~Atellica1500はどこまで貢献できるか~

講師 渡部慎之介 (筑波大学附属病院 検査部)

横山 千恵 (筑波大学附属病院 検査部)

座長 岡田  健 (岡山大学病院 医療技術部 部長)

共催:シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社

スイーツセミナー45月18日(土)第11会場 14:40~15:25

IHC病理組織検査における成果と課題 -日臨技アンケート調査から-

講師 石田 克成 (国立大学法人広島大学病院 診療支援部 病理検査部門 副部門長)

東   学 (独立行政法人国立病院機構北海道がんセンター 臨床検査科病理細胞診室 病理主任)

座長 古屋周一郎 (国立大学法人筑波大学附属病院 病理部 副部長・主任臨床検査技師)

共催:中外製薬株式会社

スイーツセミナー55月18日(土)第16会場 14:40~15:25

いつでも、どこでも、だれでも、みんなで感染管理
~私の工夫と実践~

講師 山中喜代治 (株式会社エスアールエル 学術顧問)

座長 常岡 英弘 (山口大学 保健学科 病態検査学 教授)

共催:株式会社エスアールエル